頭皮の状態を改善するために

正しいシャンプー

朝シャンなどという言葉がありましたが、頭皮については言えば夜のシャンプーの方がいいようです。
分泌された皮脂により常在菌が繁殖することはお伝えした通りですが、やはり洗浄せずに眠ってしまう(時間が経過すると)においが出やすくなるのです。

また、洗浄してから皮脂が分泌されるまで(皮脂は頭皮を適度なうるおいをあたえるので)にはおおよそ8時間ほどかかるので、夜のシャンプーは頭皮の新陳代謝を整えることになるのです。
一方、朝のシャンプーについては、皮脂が分泌されないうちに紫外線を受ける(紫外線をうけると頭皮の新陳代謝が弱まる)ため、洗浄はしたものの頭皮や髪には悪い影響があるのです。
ただ洗浄するのではなく、タイミングも重要です。

正しい乾かし方

シャンプーによる洗浄ももちろん大事ですが、意外とおろそかにしがちなのが乾かし方です。
髪の毛を乾かさずに濡れたままでいると、雑菌の繁殖の原因ともなります。
せっかくしっかりと洗浄しても頭皮のにおいの原因となってしまうのです。
フケやカビなども発生してしまいます。
濡れたままで眠ってしまうのも頭皮と髪に湿気が残るので、菌が繁殖する温床になりにおいの原因となります。
シャンプー後の乾かし方がいかに重要かがわかると思います。

乾かす方法としては、自然乾燥よりもドライヤーがいいようです。
タオルでまずきちんと水気をとることも大切です。
その後に頭皮や髪の根元まで(毛先だけでなく)、しっかりとドライヤーで乾かしてください。